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平成5年10月7日
内灘町では、町制施行30周年を機に、国際社会への町民の意識を高揚し、異文化との交流・理解を深め、世界の人々と共に生きる社会の構築を目指す国際交流事業の気運が盛りあがっていました。そこで、町では各界各層から成る国際親善都市提携委員会を設け、友好都市提携にかかる協議を行いました。
本町の地域の特性、環境等との共通点があり、今後の友好交流が進展すると思われる都市として、中国江蘇省呉江市(現在の蘇州市呉江区)が選考されました。呉江市は、絹織物が発達し、太湖に面するなど地域環境が内灘町と類似している点もあり、内灘町議会の承認を経て、友好交流関係に関する協定書の調印に至りました。
呉江区の歴史は古く、市内には清朝時代の庭園や建築物が点在しています。また、金融都市上海を支える地方都市の一つとして、近年急激に発展しています。長江の支流に続く運河が市内を縦横に走る水源の地で、琵琶湖の4倍もある太湖を望みます。特産のシルクは、中国の総輸出量の6分の1を占めています。また、豊富な水源を生かし、スッポン、ウナギなどの養殖も盛んです。
なお、呉江市は、平成24年10月29日を以て廃止され、新たに「蘇州市呉江区」が設置されました。
苏州市吴江区人民政府 http://www.wujiang.gov.cn/<外部リンク>
内灘町と呉江区の交流年表は下記PDFからダウンロードできます(随時更新)。
内灘町と呉江区の交流年表 [PDFファイル/303KB]