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令和6年能登半島地震の発生から、半年が経過いたしました。
改めて、今回の地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げますとともに、義援金や救援物資による支援、ボランティアとして活動していただいた皆様に対しまして、厚くお礼申し上げます。
今回の地震により、今もなお、被災された多くの皆様方が、仮設住宅や賃貸アパート等に入居され、慣れない場所での生活に不安を抱えながら生活再建に向けて懸命に取り組んでおられることと存じます。
しかしながら、液状化被害からの復興については、長い期間を要することが見込まれており、被災された皆様が安心して内灘町で生活再建ができるよう災害に強いまちづくりを計画的に進める必要があります。
本日、内灘町災害復興本部会議を開催し、災害関連状況や液状化被害からの復興検討スケジュールについて情報共有いたしました。
現在、国・県・町で被災した各地区において地質調査を実施しており、今後、調査結果を踏まえ、国と有効な液状化対策手法の検討を行ってまいります。
また、個別に住宅等を再建される方への宅地液状化対策等の支援メニューの検討もあわせて進めてまいります。
今後も一日も早い復興に向けて、皆様のご意見を踏まえながら、国や県とも緊密に連携し、職員一丸となって各種復興事業を進めてまいりますので、引き続き、ご理解ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
令和6年7月1日 内灘町長 川口 克則