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最近よくある相談事例です。下記のようなトラブルにご注意ください。
『お試し」のつもりが定期購入に!?』
SNSや検索サイト等に表示される「初回お試し500円」等という広告を見て、サプリメントや化粧品などを気軽に申し込んだところ、2回目以降が高額な定期購入だったという相談が寄せられています。
販売サイトでは、低価格が強調されている一方で、契約条件や解約方法などの表示が小さかったり、別のリンク先に書かれたりしていて、注意深く読まないと契約内容を認識しづらくなっています。
※トラブル防止のポイント
・通信販売にはクーリング・オフ制度はありません。商品の注文前に、定期購入が条件となっていないか、支払う総額がいくらか、解約・返品の方法と条件をよく確認しましょう。
・販売サイトや申し込みの最終確認画面を印刷する、スクリーンショットを撮るなどし、契約内容を記録しておきましょう。事業者に連絡した記録も残しておきましょう。
『気をつけて! 「キャッシュカードを預かる」は詐欺』
県下で、公的機関や金融機関の職員を装って、キャッシュカードをだまし取る詐欺が多数発生しています。
「保険料・医療費の過払い金の還付がある」「特別給付金を振込む」「キャッシュカードが不正利用されているので交換が必要」などと電話をかけ、その後、犯人が自宅を訪問し、キャッシュカードを封筒に入れさせ、割り印をするよう指示し、印鑑を室内に取りに行かせ、隙を見て別の封筒とすり替えてカードを盗むものです。
※アドバイス
・公的機関や金融機関の職員が通帳やキャッシュカードを預かったり、暗証番号を聞き出したりすることはありません。
・キャッシュカードや暗証番号は、ご自身でしっかり管理してください。
・不安に思ったら、すぐに警察や消費生活相談窓口にご相談ください。
『リフォーム工事の点検商法に注意!』
住宅の屋根や外壁・床下、エコキュートなどを「無料で点検します」と突然自宅に訪問してきた業者から「このままでは大変なことになる」などと不安をあおられ、不要不急のリフォーム工事などを契約させられたというトラブル(いわゆる点検商法)が後を絶ちません。
※アドバイス
・「点検をさせてほしい」と訪問してくる業者には、応対しないようにしましょう。
・点検を依頼した場合でも、結果をうのみにしないで、冷静に受け止めることが大切です。別の専門家等に確認して、複数の見積りを取るなど、決してその場で契約しないようにしましょう。
・火災保険での修理をもちかけてくる業者との契約は避けましょう。
・訪問販売であれば、クーリング・オフを行うことができます。
困った時は、消費生活相談窓口にお気軽にご相談下さい。
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