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犬や猫を飼うときは、近隣住民に迷惑をかけない飼い方が基本です。
住宅が隣接している地域で、他人のことを考えずに飼育をすればさまざまなトラブルが生じます。
ペットは飼い主を選べません。温かい心がかよいあうペットはあなたの家族です。
明るく楽しく快適に、愛情と責任を持って飼いましょう。
最近、公園や道路で犬や猫によるふん害が目立ちます。
「子供を連れて、公園へ行ってもふんがあって気持ちよく遊べない。」
「よく、家の前でふんをそのままにされて困ります。」
という声が寄せられます。ペットのふんの始末は飼い主の義務です。
◇フンの後始末◇
散歩の際は、ポリ袋・シャベル・フンを拭き取るちり紙などを用意して、必ず持ち帰ってください。(ふんは埋めずに持ち帰ってください)
◇おしっこの後始末◇
おしっこはフンとは違い、目に見えるかたちで残りにくいですが、色がついたり、臭いは残ります。
トイレシーツで吸い取り、水をかけて洗い流しましょう。
◇ストレスとムダ吠え◇
犬はストレスがたまって吠える事があります。例えばサークル内で寝る場所、食事をする場所、トイレをする場所、動き回れる場所等、それぞれ十分なスペースを取っていないとストレスがたまってしまいます。
また、犬は散歩や運動が不十分だと欲求不満となります。もともと群れで暮らしていた動物ですので、長時間一人で留守番させるような飼い方もあまり得意ではなく、コミュニケーションを取ろうとして吠える事があります。
◇ムダ吠えの対策◇
ムダ吠えの癖がついてしまった場合は、以下の対策を施します。しばらく試みても改善されない場合はしつけ教室や訓練所へ相談してみましょう。
対策1・・・原因を見つけて除去する。
対策2・・・大きな音を立てダメ!と言って制止する。
対策3・・・口をつかみ、目を合わせ、目をそらすまでダメ!と制止する。
対策4・・・吠えている間は徹底的に無視をする。
犬の放飼いは、時には人を攻撃したり、作物を荒したり、他の犬や猫とケンカをしたり、また交通事故などに遭う危険性もありますので、必ず繋いておきましょう。(けい留義務があります)
また、犬を散歩されるときに次のことに気をつけましょう。
・散歩中は犬に細心の注意を払いましょう。
・首輪が抜けたり、リードが外れないよう点検しましょう。
・運動させる場所、時間など人の迷惑にならないよう十分配慮しましょう。