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歴史民俗資料館 風と砂の館

新着情報
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ようこそ内灘町歴史民俗資料館「風と砂の館」へ!
当館では「粟ヶ崎遊園」、「内灘闘争」など内灘町に関わる歴史や民俗、文化に関する資料を展示しています。また、年数回、企画展を開催し、それに関連したワークショップや講演会などを行っています。このように、多くの皆さまに内灘の歴史や民俗に興味、関心を持ってもらうように、日々調査、研究を行い、様々な事業に取り組んでいます。是非お足を運んでいただき、内灘が歩んできた歴史を感じてください。
ご利用案内
開館時間
午前10時~午後5時(最終入館は16時30分)
休館日
火曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
12月29日~1月3日
入館料
種類 | 個人 | 団体 (20名以上) |
高校生以下 |
料金 | 200円 | 150円 | 無料 |
種類 | JAF会員 | 土日祝限定 1日フリーエコきっぷ |
障害者手帳 | 内灘町町あるきクーポン |
(本人含む5名まで) | (本人のみ・当日限り) | (本人と付添者のみ) | (本人のみ・当日限り) | |
料金 | 150円 | 100円 | 無料 |
※この他にも割引・免除等がございますので、詳しくは当館までお問い合わせください。
駐車場
あり(ほのぼの湯と共用)
大型バス駐車可能(事前にご相談ください)
常設展示案内
粟ヶ崎遊園(1階第1展示室・ホール)
1925(大正14)年7月、内灘砂丘に「北陸の宝塚」とうたわれた大遊園地「粟ヶ崎遊園」が開園しました。広大な敷地には、専属劇団による芝居や少女歌劇団によるレビューで好評を博した大劇場をはじめ、大浴場や旅館、さらにコドモノクニ、動物園が建設されました。1944(昭和19)年3月に閉園するまで約20年間、若者から家族連れまで多くの市民で賑わいました。
第1展示室では、プログラムや専属俳優のブロマイド、入場券・招待券や経営資料などを、ホールでは本館大浴場の孔雀タイルを展示しています。
内灘闘争(1階第2展示室)
内灘では、戦後初の基地反対闘争が起きました。1952(昭和27)年、在日米軍からの砲撃試射場提供の要求を受け、政府は内灘砂丘を候補地に選定。地元住民は反対運動に立ち上がりました。翌1953(昭和28)年3月から試射開始、永久使用の方針が決定するとさらに住民の陳情や座り込みが活発化し、全国に注目される基地運動へ発展しました。しかし次第に運動は弱まり、同年9月に条件付きで3年間の使用を認め、1957(昭和32)年3月に返還されました。この闘争は、その後の基地反対運動に大きな影響を与えました。
第2展示室では、当時の様子の写真を中心に、実際に使用されていた鉄板道路や弾薬箱や砲弾、ビラや激励文や文学作品などを展示しています。
令和4年10月、内灘闘争70周年に合わせ常設展示のリニューアルを行いました。当時の写真の展示数が大幅に増え、時系列で内灘闘争の経過をたどりやすくするために展示構成を見直しました。また、内灘闘争を初めて知った人向けに5つのポイントに分けて解説したコーナーも設けました。
内灘の人たちの昔の暮らし(2階展示室)
内灘の人たちは、長年、強い海風と風に飛ばされやすい砂に悩まされてきました。その証拠に、内灘砂丘では古代の石器や土器は出土していますが、住居跡が見つかっていません。また、砂地では耕作が困難であったため、約70年前まで住民の大半が漁業に従事していました。
2階の展示室では、内灘砂丘から出土した考古資料、実際に使用していた生活道具や漁具など昔の内灘の人たちの生活の様子がわかる資料を展示しています。また、約70年前の内灘の民家にあった「おえの間(囲炉裏のある茶の間)」を再現展示しています。
凧の展示(2階・ホール)
1989(平成元)年より、内灘海岸では毎年凧揚げ大会を開催しています。町政30年記念事業をきっかけに1992(平成4)年から「世界の凧の祭典」を毎年開催するようになってから、町内だけではなく日本各地、世界各国から参加するようになりました。このような凧は、地域性や時代などを背景に生まれ、形や大きさや絵柄、用途は様々で、各地域の郷土を代表するものとなっています。
2階・ホールでは、「世界の凧の祭典」で実際に揚がった日本、世界の凧を展示しています。
惜亭見学のご案内
当館の隣りに、町内最古の民家「惜亭」があります。明治初期に大根布に建てられた当時は、木造平屋藁葺きでした。1977(昭和52)年に最後の持ち主の渡辺氏より寄贈を受け、現在の場所に「おえの間」部分が復元されました。
開館中は見学可能です。当館スタッフがご案内しますので、受付にてお気軽にお声がけください。
DVD視聴のご案内
ホールにて内灘町の歴史に関するDVDの視聴が可能です。ご希望の方は、受付にてお知らせください。
【DVD一覧】
- 粟ヶ崎遊園(7分)
- 内灘闘争(10分)
- 河北潟の歴史(7分)
- 小濱神社秋季祭礼(約30分)
- 町制施行50周年記念制作映像(55分)
館内ガイドのご案内
学芸員が見学目的や滞在時間などに合わせて展示解説を行う「館内ガイド」を常時実施しております。ご希望の場合は、事前に文化スポーツ課(076-286-6716)までご連絡ください。
館内ガイドの手続きの流れ
- 電話またはメールにて「日程」、「ガイド内容」、「当日の流れ」などを相談。
- 日程と大まかな内容が確定したら、下記宛てに申込書を提出してください。(メール・Fax)
※館内ガイド申込書は以下よりダウンロード可能です。
館内ガイド申込書 [Excelファイル/285KB]
【提出先】
内灘町教育委員会教育部文化スポーツ課(歴史民俗資料館担当者宛)
メール:rekimin@town.uchinada.lg.jp
Fax:076-286-6714
アクセス
公共交通機関(金沢駅より)
バスのみの場合
「金沢駅西口7番バス乗り場」より能登方面特急バスに乗車(約35分)
「医大病院」下車→徒歩約10分
北鉄浅野川線
北鉄金沢駅より終点「内灘駅」下車(約17分)
内灘駅より
- 北鉄バス鶴ケ丘住宅線白帆台ゆき(約11分)
→「ほのぼの湯前」下車すぐ
※北鉄バスの時刻に関しては、北鉄バスのサイト<外部リンク>よりお調べください。
- なだバスナディ
→「ほのぼの湯」下車すぐ
お車でお越しの場合
北陸自動車道をご利用の場合
金沢東インターから約20分
のと里山街道をご利用の場合
内灘インター降りてすぐ
展覧会・イベント情報
- 2025年2月12日更新歴史民俗資料館 企画展「内灘の名宝ずらり わが町の文化財展」開催中
お知らせ
- 2021年11月8日更新歴史民俗資料館「風と砂の館」新型コロナウイルス感染拡大防止のためのお願い
内灘町の歴史紹介
- 2023年3月6日更新4.粟ヶ崎遊園の閉鎖(1938年~)
- 2023年3月6日更新3.最盛期の粟ヶ崎遊園(1933年~1937年)
- 2023年3月6日更新2.成長する粟ヶ崎遊園(1929年~1933年)
- 2023年3月6日更新1.粟ヶ崎遊園の誕生(~1929年)
- 2023年3月6日更新粟ヶ崎遊園の概要
- 2022年11月1日更新内灘闘争の概要
- 2022年11月1日更新1.闘争の始まり(~1952年10月)
- 2022年11月1日更新2.条件付き接収決定(1952年10月~1953年3月)
- 2022年11月1日更新3.全国に広まった闘争(1953年4月~7月)
- 2022年11月1日更新4.闘争の終焉・その後(1953年8月~1957年3月)
- 2022年11月1日更新トピックス